土浦通り魔事件 金川被告の死刑確定(毎日新聞)

 茨城県土浦市のJR荒川沖駅通り魔事件などで9人を殺傷し、殺人罪などで死刑判決を受けた同市中村東3、無職、金川真大(まさひろ)被告(26)の判決が、控訴期限の5日午前0時確定した。先月18日の水戸地裁判決を受けて弁護士が即日控訴したが、同28日、金川被告自ら控訴を取り下げていた。

 金川被告は同25日の毎日新聞記者との面会で「(被害者に言いたいことは)まったくない」と謝罪の意思を示さず、死刑確定後、親族以外の面会ができなくなることについても「寂しくない」と淡々と語った。

 手紙や面会で金川被告の心理検査を続ける長谷川博一・東海学院大教授(臨床心理学)は「恐怖や寂しさなど自覚していない負の感情が、実際は心の奥に眠っているのではないか。家族関係の中で孤独な心を崩壊から守るため、自然とそういう心の働きが身についた可能性がある」と指摘した。

 判決によると、金川被告は08年3月19日、土浦市の三浦芳一さん(当時72歳)方で三浦さんを包丁で刺殺。4日後、JR荒川沖駅などで8人に切りつけ、同県阿見町の山上高広さん(当時27歳)を殺害し7人に重軽傷を負わせた。【原田啓之】

【関連ニュース】
土浦連続殺傷:死刑判決の金川被告、控訴を取り下げ
土浦通り魔殺人:金川被告死刑判決 被害者、謝罪を望む
土浦通り魔殺人:金川被告に求刑通り死刑判決 水戸地裁
土浦通り魔殺人:判決公判始まる 裁判長は主文を後回しに
茨城・土浦の9人殺傷:金川被告、死刑確定へ 控訴取り下げ、「何も思わない」

債務整理整頓
北海道の風景
出会いランキング
自己破産
ショッピング枠現金化
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。