輸入ワクチン、初の特例承認=欧州2社の新型インフル用−厚労省(時事通信)
長妻昭厚生労働相は15日、欧州の製薬大手2社から輸入予定の新型インフルエンザワクチンについて、国内販売の承認を決めたと発表した。薬事・食品衛生審議会が効果と安全性を認めたのを受け、手続きを簡略化した特例承認を初適用した。
これにより国民全員がワクチンの接種を受けられることになり、来月中旬から優先対象外の健康な成人への接種も始まる。
輸入されるワクチンは、グラクソ・スミスクライン(英、GSK)とノバルティス(スイス)両社製の計約9900万回分。
両社のワクチンには国産に含まれない免疫補助剤が添加されるほか、ノバルティスの製剤は動物の細胞を使って培養するなど製法も異なる。
厚労省によると、GSKは来月5日、ノバルティスは同3日から出荷が可能という。同月内に両社から計約3000万回分が供給される。
接種は原則1回で費用は国産ワクチンと同じ3600円。ただし、18〜49歳を除く人がノバルティス製を使う場合は2回接種が必要となる。
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両社のワクチンには国産に含まれない免疫補助剤が添加されるほか、ノバルティスの製剤は動物の細胞を使って培養するなど製法も異なる。
厚労省によると、GSKは来月5日、ノバルティスは同3日から出荷が可能という。同月内に両社から計約3000万回分が供給される。
接種は原則1回で費用は国産ワクチンと同じ3600円。ただし、18〜49歳を除く人がノバルティス製を使う場合は2回接種が必要となる。
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